こんにちは、Niziママです。
株式投資を初めて、約2年が経過しました。
この記事では、米国株投資でよく聞くVOOとSPXLについて、私なりにどちらがよいか結論を出しましたので、解説していきます。
VOOとは
VOOとは有名指数「S&P500」に連動するETFであり、アメリカの運用会社「バンガード社」が提供しています。
この「S&P500」は、アメリカの有名企業500社で構成されている、いわば詰め合わせパックです。その主要銘柄を以下に紹介します。
- マイクロソフト
- アップル
- アマゾン
- テスラ
- アルファベット(Google)
- メタ(旧Facebook)
どれも聞いたことある企業ですよね。
このように、有名で業績もよい企業が詰め合わせになっているため、株価チャートは年々右上がりの傾向で、とても人気があります。
また、構成されている銘柄は定期的に入れ替えられ、常に業績のよい500社を組み込んでくれるところもポイントです。
- 米国の主要企業500社で構成されている「S&P500」に連動
- 定期的に入れ替えがあり、自分でメンテナンスする必要がない
SPXLとは
SPXLとは、「S&P500」の3倍の値動きを目指すETFです。
直近1年間の成績を確認すると株価は2倍、直近3年間では株価は3.4倍となっており、とても夢がありますよね。ただ、いい面だけでなくリスクもあります。
リーマンショックやコロナショックのような暴落時には、当然ですが株価は3倍下がります。株式を保有していると、株価下落時に不安な気持ちになるため、狼狽売りしてしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。
- S&P500の3倍の値動きを目指す
- 3倍上昇する可能性もあり、3倍下落する可能性もある
結論:VOOとSPXLはどちらがよいか
それでは結論です。
私は「VOO」に投資するべきだと思います。
株式投資において長期にわたり結果を出すためには、できる限りのギャンブル要素を減らすことが大切です。
3倍の値動きは魅力的ですが、暴落に巻き込まれると、減少した資産を戻すことにかなりの時間を費やし、結果として資産形成に時間がかかってしまいます。最悪の場合、株式投資の世界から退場してしまうことも考えられます。
VOOへの投資は、株価の上昇や下落に一喜一憂することなく、米国の経済成長に合わせて資産を増やしていくことができます。また、運用するために必要な経費率はVOOの方が安く、長期投資に向いていることろにもメリットがあります。(VOO:0.03% 、 SPXL:0.95%)
- 暴落リスクが低く、資産形成しやすい
- 経費率が低く、長期投資に向いている
さいごに
個人投資家の7割以上は損をすると言われています。急いで資産を増やそうとハイリスクハイリターンの商品に手を出すとギャンブルとなり、結果として損しやすくなります。ゆっくり時間をかけてリスクを抑えつつ資産形成していきたいですね。
また、株式投資は自分で判断し、自己責任で行うことを推奨します。誰かの真似をして上手くいっても、それがずっと続く可能性は低いです。トライ&エラーを繰り返し、自分なりの投資手法を確立することで成長していきたいですね。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。