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【解説】トヨタ ノア/ヴォクシーのヘッドアップディスプレイとは?

こんにちは、Niziママです。

このページではトヨタのノア・ヴォクシーに新しく搭載されたヘッドアップディスプレイについて、徹底解説していきます。

ヘッドアップディスプレイとは?

ヘッドアップディスプレイ(略称:HUD)は、フロントガラスなどに映像を投影することで、ドライバーに車速やシフトポジション、ナビの交差点案内表示など車両情報を分かりやすく伝えるためのシステムです。

ドライバーの視線の先に表示されるため、運転姿勢を崩さず、また視線移動少なく、欲しい情報を確認することができます。運転時の視線移動の負荷を軽減するだけでなく、わき見時間が減少するため、安全運転に貢献します。

高級車に装備されていることが多いですが、最近ではコンパクト車や軽自動車にも装備され、広がりをみせています。トヨタ車では、ヤリスやカローラやプリウスなど幅広い車種に装備されています。

どのような特徴がある?

ノアのヘッドアップディスプレイはガラス投影式で運転者の前方に浮かび上がるように表示されます。

気になる表示内容は、車速やシフトポジション、ハイブリッドシステムインジケータ、運転支援システムの表示があり、最近のヤリスやアクアの表示と同じです。また、最近の流れを汲み取るとサプライヤーはパナソニックではないかと予想します。

ヘッドアップディスプレイのON/OFF方法は?

HUD表示内容の操作はハンドル(ステアリング)のスイッチを使用します。マルチインフォメイションディスプレイ上の設定画面でヘッドアップディスプレイのON/OFFや表示内容など、以下の設定が可能です。

○設定項目

  • 表示の明るさ/上下位置
  • 表示内容
  • 一部項目の非表示
  • 表示の傾き

表示の明るさに関しては、周辺の明るさに合わせて自動で調整されるので、昼夜問わずに快適に見やすい明るさになります。それに加えて、明るめ/暗めの手動設定も可能なので、運転手の好みに合ったカスタマイズも可能です。

装備グレード・価格は?

続いてヘッドアップディスプレイの装備グレード・価格についてです。

ノアとヴォクシーで異なりますので、分けて解説してきます。

ノア

装備グレード

ヘッドアップディスプレイが装備できるグレードは、「S-Z」と「Z」のみです。

デジタルインナーミラーとセットの「ドライビングサポートパッケージ」としてオプションで設定されています。

グレード S-Z S-G Z G X
搭載

※オプション設定

価格

デジタルインナーミラーとセットの「ドライビングサポートパッケージ」で99,000円(消費税抜き90,000円)です。

装備できるグレードのベース価格は以下の通りです。

  • S-Z:ガソリン332万円~、ハイブリッド367万円~
  • Z:ガソリン324万円~、ハイブリッド359万円~

ヴォクシー

装備グレード

ヘッドアップディスプレイが装備できるグレードは、「S-Z」のみです。

デジタルインナーミラーとセットの「ドライビングサポートパッケージ」としてオプションで設定されています。

グレード S-Z S-G
搭載

※オプション設定

価格

デジタルインナーミラーとセットの「ドライビングサポートパッケージ」で99,000円(消費税抜き90,000円)です。

装備できるグレードのベース価格は以下の通りです。

  • S-Z:ガソリン339万円~、ハイブリッド374万円~

さいごに

ヘッドアップディスプレイは運転中に自然にスピードを確認できるので一度使うとその便利さが分かると思います。もし私が購入するなら、ノアのS-Zグレードにヘッドアップディスプレイをオプションで付けたいと思います。

ヘッドアップディスプレイの搭載車一覧(日本車)は別のページで解説していますので、そちらもご覧ください。↓↓

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